犬に野菜をげる際の注意点

犬は野菜を食べて大丈夫?

「犬の体調不良を察知するのは飼い主の役目!」しかし、愛犬の体調不良に早い段階で気が付くのは簡単ではありません。
愛犬たちは具合が悪くても、飼い主へ「痛い」「苦しい」と言葉で伝えられませんし、野生時代の名残で本能的に体調不良を隠す為、飼い主が異変に気が付いた時には悪化している状態だった…って言うことも少なくないでしょう。緊急時に適切な判断をする為には、どんな症状が犬にとって危険な状態なのか知っておかないといけません。

1.野菜を与えるメリット

食物繊維が多く含まれているため、腸内環境の健康維持に役立ちます。また、水分補強としてもお水をあまり飲まないわんちゃんには向いています。

あと、ビタミン、ミネラルが生のままであれば摂取できますが愛犬が生野菜のビタミン、ミネラルをうまく摂取できるかは諸説あります。その部分についてはデメリット面で記載します。

2.野菜を与えるデメリット

野菜を多く与え続けると尿酸値がアルカリ性に傾く傾向にあります。(お肉とのバランスが悪い場合)また、生野菜はシュウ酸を多く含むのでアルカリ性に傾くとストラバイト結石に生野菜を与え続けるとシュウ酸カルシウム結石の危険性が伴います。

また、野菜の消化が苦手な愛犬は与え方を間違えると消化不良を起こします。

更に糖質の多いサツマイモなどは肥満を招く恐れがあります。

※消化不良と書きましたが、消化しにくいという事は満腹感の持続という側面もありダイエットには向く傾向にあります。

3.生で与えた方が良い野菜5選

*大根(葉っぱ以外をすりおろしが良い)                                           *トマト                                                                 *にんじん(すりおろしは良い)                                                                        *きゅうり(15gのスティック状が与えやすい)                                               *レタス(細かく食べやすく)

4.加熱して与える野菜5選

*ブロッコリー(芯以外を15g程度を茹でて与える)                                                  *じゃがいも(芽を取って茹でて与える)                                                      *サツマイモ(焼く、茹でる、蒸すで10g)                                                   *かぼちゃ(10gを皮ごと茹でて与える)                                                         *キャベツ(軽く茹でてみじん切りで与える)                                                 

5.犬に食べさせてはいけない野菜

ネギ科の野菜はよくダメだと聞いている方も多いかと思います。代表的には、玉ねぎ、長ネギ、ニンニク、ニラなどですね。       他には、銀杏、とろろ芋、長芋、アボカド、ナスなどです。                                                       これらの野菜を与えてはいけない主な理由は、犬にとって有害な成分が含まれているからです。中には加熱調理をすることで成分が消えて大丈夫なものもありますが、ネギ科の野菜のように加熱しても消えることが無いものも含まれるので上記に記載した野菜を与えるのは避けた方が良いでしょう。

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